2008年 01月 28日
台湾で見かけた日本語 (留学百五十一日目) |
台北で生活していると日常のいろいろなシーンでちょっとした日本語を発見する。留学に来た当初は、日本語を見かけるたびにいちいち驚いていたが、最近は特になんとも思わないようになってきた自分に逆に驚いている。
食堂に入ると紙コップには「おいしい」と日本語が印刷されているし、コンビニに入れば日本の商品が普通に並べられている。新光三越などのデパートでは日本語のアナウンスも流れるし、コンビニの放送でもちょっとした日本語の挨拶がさりげなく混ぜ込まれている。台湾語の流行歌の中で「あいしてる」と日本語の歌詞が出てきたりすることもある(謝金燕「我愛你」)。
そんな台湾で一番よく見かけるメジャーな日本語は格助詞の「の」。中国語の「的」は日本語の「の」に自然に置き換えることが出来るため、日本っぽさをだそうとするときによくこの「の」が使われるようである。前にモスバーガーに入ったとき、中国語で書かれた文章のすべての「的」の字が「の」に置き換えられているのを発見したが、このテクニックを使っているのは日系企業だけでなく街中のいろいろなシーンでよく見かける。
逆によくあるおかしな日本語の代表は「ツ」と「シ」、「ソ」と「ン」の入れ違いである。手書きならばともかく活字でこのように間違えるというのは、日本語を勉強せずに日本語を書いたという証左であろう。逆に現代日本語以上に正統の日本語であるともいえそうな、日本統治時代の日本語を時々見かける。
正しい日本語から間違った日本語までいろいろな日本語が溢れている様子を見ていると、日本に溢れている英語を見た英語を母国語とする人々の気持ちがわかったような気がする。
食堂に入ると紙コップには「おいしい」と日本語が印刷されているし、コンビニに入れば日本の商品が普通に並べられている。新光三越などのデパートでは日本語のアナウンスも流れるし、コンビニの放送でもちょっとした日本語の挨拶がさりげなく混ぜ込まれている。台湾語の流行歌の中で「あいしてる」と日本語の歌詞が出てきたりすることもある(謝金燕「我愛你」)。
そんな台湾で一番よく見かけるメジャーな日本語は格助詞の「の」。中国語の「的」は日本語の「の」に自然に置き換えることが出来るため、日本っぽさをだそうとするときによくこの「の」が使われるようである。前にモスバーガーに入ったとき、中国語で書かれた文章のすべての「的」の字が「の」に置き換えられているのを発見したが、このテクニックを使っているのは日系企業だけでなく街中のいろいろなシーンでよく見かける。
逆によくあるおかしな日本語の代表は「ツ」と「シ」、「ソ」と「ン」の入れ違いである。手書きならばともかく活字でこのように間違えるというのは、日本語を勉強せずに日本語を書いたという証左であろう。逆に現代日本語以上に正統の日本語であるともいえそうな、日本統治時代の日本語を時々見かける。
正しい日本語から間違った日本語までいろいろな日本語が溢れている様子を見ていると、日本に溢れている英語を見た英語を母国語とする人々の気持ちがわかったような気がする。
by TaiwanBlog
| 2008-01-28 13:30
| 民国97年1月