2008年 02月 06日
金都餐廳 (留学百六十日目) |
日本では大晦日は年越しそばで済ませ新年を迎えてからおせち料理を食べるが、台湾では農暦の大晦日にあたる除夕から豪華な新年料理を家族揃って食べることになっている。私も20人以上いる李さんの家族に混ざって金都餐廳で新年料理を頂くことに。この金都餐廳は陳水扁総統も訪れたことがあるという埔里で一番の郷土料理店の名店。ちなみに初日の昼に切仔麺食べた胡國雄古早麺は埔里でもっとも有名な庶民料理屋。これで07~08年版の「地球の歩き方 台湾」で紹介されている埔里のレストランすべてを味わうことが出来たことになる。
庶民料理店はともかく金都餐庁などの格式ある店の場合は台湾も中国式の回転円卓テーブルを使うのだが、さすがに二十人以上となると一つのテーブルに収まりきらない。大人は大きな大テーブルを利用し、子供は子供だけで小さな円卓テーブルに、と二手に分かれて席に着く。日本ならばこの場合適当に年齢層をシャッフルして席に着くと思うのだが、大人と子供で分けるところは、年功序列を重んじる中国の伝統を受け継いでいることによるのだろう。李さんの家族はプロテスタントを信仰する本省人の家庭ではあるが政治的には青みがかかっているので、一般的な本省人家庭よりも中国の伝統を重んじているように思われる。
運び込まれた料理はどれも非常に美味でボリュームもあり、よく見ると高級食材がふんだんに使われている。台湾に来る前から「台湾の料理は安くて美味くて量も多い。絶対太るぞ」と警告されており、そうならないように気をつけているためか若干やせてきている。しかし、埔里に着てからは朝昼晩の腹いっぱい郷土の名物や李家の家庭料理を食べており、ちっとも腹が減らないのだが、例によって「遠慮は要らない」「もっと食べなさい」「これも美味しいよ」などと勧められついまた食べ過ぎてしまった。
埔里で一番の郷土料理店「金都餐廳」。
黒々とした埔里の夜にぽつりと佇む。中は新年料理を食べにきた人々で大賑わい。
スペースのとり方が非常に贅沢。これほど大きな回転式テーブルになると中心には何も置くことができない。
庶民料理店はともかく金都餐庁などの格式ある店の場合は台湾も中国式の回転円卓テーブルを使うのだが、さすがに二十人以上となると一つのテーブルに収まりきらない。大人は大きな大テーブルを利用し、子供は子供だけで小さな円卓テーブルに、と二手に分かれて席に着く。日本ならばこの場合適当に年齢層をシャッフルして席に着くと思うのだが、大人と子供で分けるところは、年功序列を重んじる中国の伝統を受け継いでいることによるのだろう。李さんの家族はプロテスタントを信仰する本省人の家庭ではあるが政治的には青みがかかっているので、一般的な本省人家庭よりも中国の伝統を重んじているように思われる。
運び込まれた料理はどれも非常に美味でボリュームもあり、よく見ると高級食材がふんだんに使われている。台湾に来る前から「台湾の料理は安くて美味くて量も多い。絶対太るぞ」と警告されており、そうならないように気をつけているためか若干やせてきている。しかし、埔里に着てからは朝昼晩の腹いっぱい郷土の名物や李家の家庭料理を食べており、ちっとも腹が減らないのだが、例によって「遠慮は要らない」「もっと食べなさい」「これも美味しいよ」などと勧められついまた食べ過ぎてしまった。
埔里で一番の郷土料理店「金都餐廳」。
黒々とした埔里の夜にぽつりと佇む。中は新年料理を食べにきた人々で大賑わい。
スペースのとり方が非常に贅沢。これほど大きな回転式テーブルになると中心には何も置くことができない。
by TaiwanBlog
| 2008-02-06 18:30
| 民国97年2月