2008年 04月 14日
バイクタクシーでノーヘル三人乗り (ベトナム旅行三日目) |
さすがにハノイあたりのバイクタクシーは乗客用のヘルメットも用意しているが、本格的な田舎のバイクタクシーに乗ると運転手もヘルメットをかぶっておらず乗客用も用意されていない。二人乗りや三人乗り自体は台湾で見慣れていた私なので驚かなかったが、ベトナムの田舎ではノーヘルが当たり前とということはちょっとしたショックであった。もっとも乗り物自体でいうと、台湾の物よりもベトナムのものの方が上等なようで、ほとんどがヤマハかホンダであった。
祖父母の家に行くためには最寄のバス停でバスを降りてからこの、バイクタクシーに乗らなければならなかったのだが、我々も当然のようにノーヘル。風が当たる感覚は心地よいが、事故が起きないかと冷や冷やで、そんなことをいっている場合ではない。
行きはバス通りからなのでバイクタクシーを捕まえることができるが、帰りは流しのバイクタクシーを捕まえることなどできはしない。電話で呼ぶこともできない。で、どうするのかと思えば、バイクを持っている家を探し、そこの家の人と交渉し、バス通りまで送ってもらうのである。これは、ちょっとした小銭でも稼ぎたいという経済状況と、人助けしてやろうという人情味がなければできないことであり、現代日本ではちょっと考えられない。しかし、このあたりでは、そう珍しいことでもないようである。
ベトナム北部のとある農道。未舗装の赤土の道は、ところどころぬかるんでいた。ここをバイクタクシーで走るというのだから、肝が冷える。
祖父母の家に行くためには最寄のバス停でバスを降りてからこの、バイクタクシーに乗らなければならなかったのだが、我々も当然のようにノーヘル。風が当たる感覚は心地よいが、事故が起きないかと冷や冷やで、そんなことをいっている場合ではない。
行きはバス通りからなのでバイクタクシーを捕まえることができるが、帰りは流しのバイクタクシーを捕まえることなどできはしない。電話で呼ぶこともできない。で、どうするのかと思えば、バイクを持っている家を探し、そこの家の人と交渉し、バス通りまで送ってもらうのである。これは、ちょっとした小銭でも稼ぎたいという経済状況と、人助けしてやろうという人情味がなければできないことであり、現代日本ではちょっと考えられない。しかし、このあたりでは、そう珍しいことでもないようである。
ベトナム北部のとある農道。未舗装の赤土の道は、ところどころぬかるんでいた。ここをバイクタクシーで走るというのだから、肝が冷える。
by TaiwanBlog
| 2008-04-14 14:30
| ベトナム旅行