台湾留学ブログ

「福星小子」(「うる星やつら」中国語版)  (留学百二十六日目)

民国97年1月
元のサイトで完全版を読む
ずいぶん前の日記で、楽しく中国語を学ぶ方法として中国語に翻訳された漫画を読んでみたいと考えているとのことを書いた。私は日本人としては珍しくあまり漫画を読まないため、そのときは結局どの漫画を読んだらいいのか選ぶことができなかった。しかし、その後いろいろと考えた結果、アニメでストーリーはよく知っている高橋留美子の「うる星やつら」の漫画を読むことに決め、あちこちの本屋さんをのぞいて回った。 しかし、なにぶん昔の作品。さすがに新装版が出ているのは日本だけのようで、台湾の書店ではまったく見つからない。そこでいつもお世話になっている日文研のまことさんに相談してみたところ、大学の近くの「燦豊中古書買賣」という古本屋さんに連れて行ってもらえることになった。 大学の裏の薄暗い路地を進んだところにある倉庫街にある倉庫の一つがその古本屋。以前は表通りに看板を置いていてようそうだがいまはそれすらなく、一見さんは入ることどころか見つけることすら困難な知る人ぞ知る店である。倉庫の奥には巨大な棚がいくつも並べられているが、その入り口近くにはまだ封を解いていない漫画が文字通り山のように積み上げられている。目に付いたほとんどの本は漫画だったが漫画以外の本も大量に扱っているとのこと。ちなみに、これらの大量の本は、閉店した貸し漫画屋や漫画喫茶から一度に大量に買いつけものだそうだ。 さすがにこれだけ大量の漫画があれば絶対に「うる星やつら」の中国語版もあるはずだが、さすがに自力で見つけるのはほぼ不可能。まことさんが日本から来た学生が「うる星やつら」の中国語版を探しているとのことを老闆(店の主人)に伝えたところ、老板はほんの数分で目的の本を準備してくれる。倉庫に入ったときは無造作に積み上げているだけのように見えたのだが、しっかりと管理できているようで感心する。 この店ではばら売りはしておらず、もし買うなら1巻50元で全25巻すべて買わなければいけない。中をチラッと確認してみたところ保存状態は悪く、ページが汚れたり破れたりしている。全部で1200元もする上に日本にもって帰るときのことを考えると少々ひるむが、買って後悔する方が買わずに後悔するよりもましとの考えから、購入することに決めた。 ちなみに「うる星やつら」の中国語の名前は「福星小子」。アニメではラムの星は確か、うる星か鬼星といわれていたような気がするので、福星という名前には若干違和感を覚える。一方、主要キャラクターの名前は、あたるは阿當、ラムは拉姆、しのぶは阿忍になっており違和感はない。ラムがあたるを呼ぶときのダーリンは逹令で、これも違和感がない。あとは「だっちゃ」がどのように翻訳されているのかが気になるが、これは読んでみてのお楽しみである。
店というよりもバックヤード。ネット上で店を構えているのかと思いきや、貰った名刺にはネット販売サイトのURLはなかった。となるとオークションやアマゾンのマーケットプレイスのような形で売っているのだろうか。
2枚目の画像
「福星小子」
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