2007年 07月 12日
国父紀念館 (第1回台湾訪問4日目) |
今日は観光尽くし。次に連れて行ってもらったのは、建国の父、孫文の生誕100周年を記念して建てられた国父紀念館。衛兵に守られた孫文の巨大な坐像と孫文関係の資料が展示されている。ちなみに見学したときの衛兵の制服は紺色だったので、担当していたのは空軍だ。ぜひ今度は海軍の衛兵も見てみたい。
蒋介石は2.28事件などの国民党による大弾圧の影響で本省人からはよく思われておらず、蒋介石を記念した中正紀念堂は、国民台湾民主記念館に変わってしまった。孫文のほうは台湾に対して危害を加えていないため、蒋介石よりも人気がある。魏さんも「孫文はちょっと好きです」と話していた。もっとも魏さんも国父紀念館に来たのは初めてとのこと。まあ、私も京都に住みながらいった事のない旧所名跡は多々あるので、そんなものだろう。
国父紀念館には図書館やレクチャールームも併設されており、市民に親しまれている。今日も自習コーナーで大勢の市民が勉強にいそしんでいた。ゆったりとした中山公園では凧揚げをする親子の姿を見かけた。凧が小さな点にしか見えなくなるほど高く揚げているおじさんいた。台北という大都会の中で電線を気にする必要なく思う存分凧揚げを楽しめる環境が羨ましい。おそらく朝は太極拳をする市民で賑わっているのだろう。この中山公園に限らず台北にはいたるところに広い公園があちこちにあり、町中に緑があふれている。街路樹も日本のものよりもずいぶん立派である。
帰りの車の中で、魏さんと日本の政治の話を少しする。魏さんは自民党が少し好きだそうだ。その理由は「自民党は時々反中国の姿勢を見せるから」。台湾人が、中国嫌いの日本の保守的な人に親しみを持つように、日本の保守的な人も台湾に親しみを持っている。それから金美齢の話もした。金美齢の日本での活躍も結構チェックしているとのこと。魏さん曰く「お茶目で魅力的なおばあちゃんです」。
孫文の巨大な坐像と衛兵
蒋介石は2.28事件などの国民党による大弾圧の影響で本省人からはよく思われておらず、蒋介石を記念した中正紀念堂は、国民台湾民主記念館に変わってしまった。孫文のほうは台湾に対して危害を加えていないため、蒋介石よりも人気がある。魏さんも「孫文はちょっと好きです」と話していた。もっとも魏さんも国父紀念館に来たのは初めてとのこと。まあ、私も京都に住みながらいった事のない旧所名跡は多々あるので、そんなものだろう。
国父紀念館には図書館やレクチャールームも併設されており、市民に親しまれている。今日も自習コーナーで大勢の市民が勉強にいそしんでいた。ゆったりとした中山公園では凧揚げをする親子の姿を見かけた。凧が小さな点にしか見えなくなるほど高く揚げているおじさんいた。台北という大都会の中で電線を気にする必要なく思う存分凧揚げを楽しめる環境が羨ましい。おそらく朝は太極拳をする市民で賑わっているのだろう。この中山公園に限らず台北にはいたるところに広い公園があちこちにあり、町中に緑があふれている。街路樹も日本のものよりもずいぶん立派である。
帰りの車の中で、魏さんと日本の政治の話を少しする。魏さんは自民党が少し好きだそうだ。その理由は「自民党は時々反中国の姿勢を見せるから」。台湾人が、中国嫌いの日本の保守的な人に親しみを持つように、日本の保守的な人も台湾に親しみを持っている。それから金美齢の話もした。金美齢の日本での活躍も結構チェックしているとのこと。魏さん曰く「お茶目で魅力的なおばあちゃんです」。
孫文の巨大な坐像と衛兵
by TaiwanBlog
| 2007-07-12 17:00
| 第1回台湾訪問日記