2007年 11月 11日
台北101のモンブランブティック (留学六十三日目) |
台北101のモンブランブティックに万年筆を買いに行く。目当てはボエムという、クリップ部分にシンセティックストーンがついている万年筆である。
私は中学生のときに万年筆と出会って以来ずっと万年筆を愛用しており、今回の留学にはペリカンのスーベレーンM600、モンブランのノブレス、ラミーcp1の三本を持ってきている。留学が決まってからどのペンを持っていくのか大いに悩んだ結果が、上記の三本である。太目のペン先、細めのペン先、太目の軸、細めの軸、金属軸、樹脂軸、一通り網羅しており、バランスの取れた選択だと自負している。インクも、ブルーブラック(ペリカン)、レーシンググリーン(モンブラン)、SAKURA(モンブランの限定インク)と普段よく使うインクを持ってきている。普段使う分にはこの三本だけで何の問題もないのだが、万年筆好きとしてはだんだん物足りなくなってきたのでもう一本買い足すことにしたのである。
モンブランが入っている台北101の二階「時尚大道」に到着。吹き抜けスペースを取り囲むようにたくさんのモンブランの垂れ幕が。片面は最近売り出し中のレディースジュエリーの写真が、もう片面には今年傘下に収めた老舗時計メーカーのミネルバと共同で開発した腕時計の写真が印刷されている。残念ながら、筆記具メーカーから総合ブランドへ移行しようとしているモンブランのブランド力は、まだそこまで強いとは言いがたい。だからこそ、ここまで大掛かりな宣伝をするのだろう。
店の中に入ると、女性向けのアクセサリーが目立つ。商品の種類ごとではなく、コレクションごとにディスプレーされており、高級ブランドらしい店のつくりになっている。しかし、メインはやはり筆記具のため、どのショーケースにも筆記具は展示されている。ダンヒルやカルティエなどの総合ブランドの場合、筆記具はブティックの一角にある筆記具コーナーに並べられることが多いように思うのだが。日本のモンブランブティックでは時計が一番目立つところにおかれることが多いようだが、台北101店の時計コーナーはずいぶん地味だった。外であれだけミネルバとの共同開発の時計を宣伝していただけに、意外である。日本の場合は、高級ブランドのイメージを強調するためか、時計を目立つところに陳列する傾向がある。台湾では高級時計店の前でモンブランの時計の広告を良く見かけたので、逆に直営店ではあまり売れないのかもしれない。
モンブランの垂れ幕
とてもよく目立つ
台北101の外壁にも巨大なモンブランの広告が
私は中学生のときに万年筆と出会って以来ずっと万年筆を愛用しており、今回の留学にはペリカンのスーベレーンM600、モンブランのノブレス、ラミーcp1の三本を持ってきている。留学が決まってからどのペンを持っていくのか大いに悩んだ結果が、上記の三本である。太目のペン先、細めのペン先、太目の軸、細めの軸、金属軸、樹脂軸、一通り網羅しており、バランスの取れた選択だと自負している。インクも、ブルーブラック(ペリカン)、レーシンググリーン(モンブラン)、SAKURA(モンブランの限定インク)と普段よく使うインクを持ってきている。普段使う分にはこの三本だけで何の問題もないのだが、万年筆好きとしてはだんだん物足りなくなってきたのでもう一本買い足すことにしたのである。
モンブランが入っている台北101の二階「時尚大道」に到着。吹き抜けスペースを取り囲むようにたくさんのモンブランの垂れ幕が。片面は最近売り出し中のレディースジュエリーの写真が、もう片面には今年傘下に収めた老舗時計メーカーのミネルバと共同で開発した腕時計の写真が印刷されている。残念ながら、筆記具メーカーから総合ブランドへ移行しようとしているモンブランのブランド力は、まだそこまで強いとは言いがたい。だからこそ、ここまで大掛かりな宣伝をするのだろう。
店の中に入ると、女性向けのアクセサリーが目立つ。商品の種類ごとではなく、コレクションごとにディスプレーされており、高級ブランドらしい店のつくりになっている。しかし、メインはやはり筆記具のため、どのショーケースにも筆記具は展示されている。ダンヒルやカルティエなどの総合ブランドの場合、筆記具はブティックの一角にある筆記具コーナーに並べられることが多いように思うのだが。日本のモンブランブティックでは時計が一番目立つところにおかれることが多いようだが、台北101店の時計コーナーはずいぶん地味だった。外であれだけミネルバとの共同開発の時計を宣伝していただけに、意外である。日本の場合は、高級ブランドのイメージを強調するためか、時計を目立つところに陳列する傾向がある。台湾では高級時計店の前でモンブランの時計の広告を良く見かけたので、逆に直営店ではあまり売れないのかもしれない。

とてもよく目立つ

■
[PR]
by TaiwanBlog
| 2007-11-11 13:30
| 民国96年11月