2007年 11月 11日
モンブラン ボエムアメジスト (留学六十三日目) |
現行のボエムコレクションの樹脂製の万年筆は、金属パーツが金のものは、ルージュ(ルビー)、ヴェール(エメラルド)、マロン(スモーキー クリスタライン)、金属パーツがプラチナのものはブルー(サファイア)、ノワール(オニキス)、プラチナライン(プラチナプレート)の計六種類となっている。
しかし、台北101のモンブランブティックで、見慣れないものを発見した。軸が樹脂製で、金属部分がプラチナでクリップのシンセティックストーンがアメジストのものと、エメラルドのものである。
ボエムスチールという金属軸のコレクションにはアメジストが使われているものがありよく見かけるが、樹脂軸にアメジストの組み合わせを見たのははじめてである。モンブラン好きの某ブログの情報によると、樹脂製のボエムアメジストは2004年のクリスマス限定品だそうだ。
前述の通り、日本で普通に流通している樹脂軸にエメラルドの組み合わせのボエムは、金属パーツが金色をしている。台北101にあった樹脂軸・プラチナパーツ・エメラルドという組み合わせは、今回見るまでその存在すら知らなかった。直営店で売っているものなので正規の商品であることは間違いない。日本のモンブランブティックならば店員さんに詳細を尋ねたらよいのだが、ここは台湾。詳しいことを聞く中国語力がなくて非常に残念である。
当初はヴェールかブルーのどちらかを買う予定だった。台湾では、緑といえば民進党、青といえば国民党をあらわすイメージカラーである。単なる筆記具の飾りなのに政治意識の表明だと勘違いされては嫌だなあなどと勝手なことを考えたりもしながら、金に緑か銀に青か大いに迷っていた。しかし、日本ではあまり見かけない珍しい商品を見つけてしまうととたんに、ヴェールのこともブルーのこともどうでもよくなってしまう。
となると、シルバーにグリーンかシルバーにパープルかが問題になる。どちらも綺麗で大いに迷うのだが、グリーンといえば金色との組み合わせのイメージが刷り込まれているため、結局ボエムアメジストの方を購入することにした。値段は16900元。日本に帰るのはまだまだ先なので、免税にはならないが、1台湾ドル = 3.46円として計算すると日本で買うよりも少し安く変えた計算になる。安く買えたということも良かったが、それ以上に日本ではあまり見かけない商品を買えたというのが嬉しい。
ついでに、ジェムストーンの色に合わせてバイオレットのカートリッジインクも購入する。ボエムはセーフティー・フィラー式という面白い機構を持つ万年筆で、ペン尻をねじってペン先を出したりカートリッジインクを装填したりする。クリップの飾りが印象的なためアクセサリー色の濃い製品だが、万年筆としてもなかなか興味深い。おそらく私はボエムがセーフティー・フィラー式でなければ買っていなかったと思う。
しかし、実際に買ってみるとボトルインクを使えないというのが微妙に思えてくる。やはりボエムは実用品というよりもアクセサリーなのかもしれない。
台北101のモンブランブティック
ボエムアメジストとカートリッジインク
しかし、台北101のモンブランブティックで、見慣れないものを発見した。軸が樹脂製で、金属部分がプラチナでクリップのシンセティックストーンがアメジストのものと、エメラルドのものである。
ボエムスチールという金属軸のコレクションにはアメジストが使われているものがありよく見かけるが、樹脂軸にアメジストの組み合わせを見たのははじめてである。モンブラン好きの某ブログの情報によると、樹脂製のボエムアメジストは2004年のクリスマス限定品だそうだ。
前述の通り、日本で普通に流通している樹脂軸にエメラルドの組み合わせのボエムは、金属パーツが金色をしている。台北101にあった樹脂軸・プラチナパーツ・エメラルドという組み合わせは、今回見るまでその存在すら知らなかった。直営店で売っているものなので正規の商品であることは間違いない。日本のモンブランブティックならば店員さんに詳細を尋ねたらよいのだが、ここは台湾。詳しいことを聞く中国語力がなくて非常に残念である。
当初はヴェールかブルーのどちらかを買う予定だった。台湾では、緑といえば民進党、青といえば国民党をあらわすイメージカラーである。単なる筆記具の飾りなのに政治意識の表明だと勘違いされては嫌だなあなどと勝手なことを考えたりもしながら、金に緑か銀に青か大いに迷っていた。しかし、日本ではあまり見かけない珍しい商品を見つけてしまうととたんに、ヴェールのこともブルーのこともどうでもよくなってしまう。
となると、シルバーにグリーンかシルバーにパープルかが問題になる。どちらも綺麗で大いに迷うのだが、グリーンといえば金色との組み合わせのイメージが刷り込まれているため、結局ボエムアメジストの方を購入することにした。値段は16900元。日本に帰るのはまだまだ先なので、免税にはならないが、1台湾ドル = 3.46円として計算すると日本で買うよりも少し安く変えた計算になる。安く買えたということも良かったが、それ以上に日本ではあまり見かけない商品を買えたというのが嬉しい。
ついでに、ジェムストーンの色に合わせてバイオレットのカートリッジインクも購入する。ボエムはセーフティー・フィラー式という面白い機構を持つ万年筆で、ペン尻をねじってペン先を出したりカートリッジインクを装填したりする。クリップの飾りが印象的なためアクセサリー色の濃い製品だが、万年筆としてもなかなか興味深い。おそらく私はボエムがセーフティー・フィラー式でなければ買っていなかったと思う。
しかし、実際に買ってみるとボトルインクを使えないというのが微妙に思えてくる。やはりボエムは実用品というよりもアクセサリーなのかもしれない。
台北101のモンブランブティック
ボエムアメジストとカートリッジインク
by TaiwanBlog
| 2007-11-11 14:00
| 民国96年11月