2007年 12月 01日
日本の常識は世界の… (留学九十三日目) |
さて、『日本統治時代の台湾 五十年の軌跡』であるが、私の買った増訂版初版一刷が出たのは2007年11月。ついこの前である。値段は800元。台湾の本としては少し割高だが、770ページを越す分厚さ、専門的な内容、日本語、という条件を考えると、非常に安いといえるだろう。しかも、なんとレジにて値引きされたため、実際の値段は760元だった。日本語の本が何冊も出版されているということにも驚いたが、本に値引きがあるということにも驚く。思い出せば前買った蔡依林のCDも定価よりも安かった。
日本には依然として再販売価格維持制度があるため、書籍、雑誌、CDの類いはどこで買っても値段は同じである。しかし台湾にはこの制度がないため、本もCDも値引き価格が存在しうるのである。よく「日本の常識は世界の非常識」といわれるが、再販売価格維持制度についても、アメリカやイギリスを始めとして廃止している国も少なくない。
留学は留学先の国について学ぶだけでなく、延いては日本についての理解を深める機会だといわれている。日本に住んでいたころは当たり前に思えていたことも、少し海外から見てみればおかしく感じられることは少なくない。今回は再販売価格維持について、いろいろと考えさせられた。
日本には依然として再販売価格維持制度があるため、書籍、雑誌、CDの類いはどこで買っても値段は同じである。しかし台湾にはこの制度がないため、本もCDも値引き価格が存在しうるのである。よく「日本の常識は世界の非常識」といわれるが、再販売価格維持制度についても、アメリカやイギリスを始めとして廃止している国も少なくない。
留学は留学先の国について学ぶだけでなく、延いては日本についての理解を深める機会だといわれている。日本に住んでいたころは当たり前に思えていたことも、少し海外から見てみればおかしく感じられることは少なくない。今回は再販売価格維持について、いろいろと考えさせられた。
by TaiwanBlog
| 2007-12-01 14:00
| 民国96年12月