2007年 12月 26日
市場でお買い物 (留学百十八日目) |
水曜日は語言中心の授業が四時間ある。私のクラスには阿孌と阿水という二人ベトナム人がいるのだが、今日は授業後に彼女らと一緒に遊んできた。私の中国語はまだまだ未熟で時々彼女らから「你不懂…」といわれて少々へこむなど、会話は円滑とはいいがたい。しかし、それでもそこそこに意思疎通ができているようで、今日の記録も簡単にまとめるつもりでいたのが結構な量になったので、いくつかに分けて掲載したい。
クラスメートのベトナム人の阿孌は、家族で台湾に来ているようで、輔大から西のほうにバスで何駅か行ったところに3LDKくらいのアパートに住んでいる。今日はそのお宅を訪問する予定なのだが、お邪魔する前にバス停近くにある牛肉麺屋で腹ごしらえをすることに。
このあたりはアパートと市場が混在した活気溢れるアジア的な生活エリア。取り繕った都会の街並みとは別の、生活感溢れる台湾がそこに広がっていた。我々が入った牛肉麺屋も学生向けの店ではない普通の店。ちょうど昼時だったため付近の労働者らで賑わっていた。店の雰囲気や客層は大学付近の店とは少し違ったが、味はほとんど同じだった。
食べ終えると、周りのお店を冷やかしながら家に向かう。通りの両側に立ち並ぶのは、八百屋、肉屋から靴屋、服屋、定食屋、サトウキビの屋台、ニンニクとショウガの屋台など何でもござれである。特に肉屋は、目の前で鶏をさばいていたり、大まかに切り分けた豚が鎮座ましていたりと、衝撃的な光景であった。そのような店と若い女の子向け服屋が軒を並べているというのは、日本人にとっては信じがたい眺め。しかし、そこに住む者にとってはこれがごく普通の日常。
驚いているのは私だけのようで、クラスメートのベトナム人二人組みは、嬉々としてそれらの店を冷やかしてまわる。阿孌はちゃんと上着を着ているが、阿水は秋物とおぼしき薄っぺらな服を着ているだけ。台湾以上に暑いベトナムから来た身に、このような薄着はつらかろうと思うのだが。実際、今日は寒くてたまらないとのことなので、とりあえずは私のジャケットを貸してあげていたのだが、彼女が服屋で物色するのは同じようなシャツばかり。時々上着も手にとって見たりもするものの、なかなかお気に召さないようである。種類も多く、大体290元ぐらいと安価なので、どれか適当に選べばいいと思うのだが、結局今日は何も買わなかった。
アジア的な街並み こういうところにでも来ないと海外気分を味わえない
八百屋さんと肉屋さん いまの日本ではほとんど見かけなくなった
クラスメートのベトナム人の阿孌は、家族で台湾に来ているようで、輔大から西のほうにバスで何駅か行ったところに3LDKくらいのアパートに住んでいる。今日はそのお宅を訪問する予定なのだが、お邪魔する前にバス停近くにある牛肉麺屋で腹ごしらえをすることに。
このあたりはアパートと市場が混在した活気溢れるアジア的な生活エリア。取り繕った都会の街並みとは別の、生活感溢れる台湾がそこに広がっていた。我々が入った牛肉麺屋も学生向けの店ではない普通の店。ちょうど昼時だったため付近の労働者らで賑わっていた。店の雰囲気や客層は大学付近の店とは少し違ったが、味はほとんど同じだった。
食べ終えると、周りのお店を冷やかしながら家に向かう。通りの両側に立ち並ぶのは、八百屋、肉屋から靴屋、服屋、定食屋、サトウキビの屋台、ニンニクとショウガの屋台など何でもござれである。特に肉屋は、目の前で鶏をさばいていたり、大まかに切り分けた豚が鎮座ましていたりと、衝撃的な光景であった。そのような店と若い女の子向け服屋が軒を並べているというのは、日本人にとっては信じがたい眺め。しかし、そこに住む者にとってはこれがごく普通の日常。
驚いているのは私だけのようで、クラスメートのベトナム人二人組みは、嬉々としてそれらの店を冷やかしてまわる。阿孌はちゃんと上着を着ているが、阿水は秋物とおぼしき薄っぺらな服を着ているだけ。台湾以上に暑いベトナムから来た身に、このような薄着はつらかろうと思うのだが。実際、今日は寒くてたまらないとのことなので、とりあえずは私のジャケットを貸してあげていたのだが、彼女が服屋で物色するのは同じようなシャツばかり。時々上着も手にとって見たりもするものの、なかなかお気に召さないようである。種類も多く、大体290元ぐらいと安価なので、どれか適当に選べばいいと思うのだが、結局今日は何も買わなかった。
アジア的な街並み こういうところにでも来ないと海外気分を味わえない
八百屋さんと肉屋さん いまの日本ではほとんど見かけなくなった
by TaiwanBlog
| 2007-12-26 13:00
| 民国96年12月